憂いに疲れた額を拭い
悲しい涙は流しきって
さあ命輝く君の物語の
続きを聞かせて欲しい
この世の仕組みとして
ときに努力も報われず
どうにも避けられない
運命があったとしても
そしてその試練がいま
たったいま何もかもを
押し潰そうとしてさえ
たとえ命が消えてさえ
この小さな歌う者らが
宇宙を創り続けるんだ

憂いに疲れた額を拭い
悲しい涙は流しきって
さあ命輝く君の物語の
続きを聞かせて欲しい
この世の仕組みとして
ときに努力も報われず
どうにも避けられない
運命があったとしても
そしてその試練がいま
たったいま何もかもを
押し潰そうとしてさえ
たとえ命が消えてさえ
この小さな歌う者らが
宇宙を創り続けるんだ
幾億兆もの明滅の色が
この美しい地球の表を
彩り過ぎて行きました
失われた会話の相手は
少しだけ早く旅立って
何かをなぜか学ぶため
私は私を生きています
肉体−心−魂
肉体には制約
心には野放図
魂には本質の
各世界があり
君は時に独り
時に二人して
各々の舞台で
必要なだけの
夢を見るんだ
恋の原型を演じ続けて
夕焼け雲に影絵の木立
駆け寄る影を僕は抱く
影の胸に君は飛び入る
何度でも飽くことなく
戯れに興じる黄昏時が
二人を恋の記号にして
誰もが涙流し祝福する
ああここで今僕たちは
辿りつけたのだろうか
ついに見つけたのかな
いえいえそれは夕陽の
ありふれた特性でして
誰でも何でも構わない
綺麗に罪も汚れも失せ
僕も君も微笑みながら
美しく重なる影になる
揺れない心を手に入れた今では
めくるめき世界の神秘は暴かれ
炎が消えた心の安らぎがあって
望み叶えてさえ空しいばかりだ
思い出すのはほらあの麗しい瞳
大粒の涙を流し髪先まで震わせ
君は拒みながら胸に飛びこんだ
その胸の痛みが今はとても遠い
未知にときめき智慧に安らいで
人が人に触れて愛が世界になり
私たちは人生を始まりから常に
間違いなく終末に向かって歩む
その一瞬を駈け抜ける灯し火が
ちろちろと生意気に燃えさかる![]()
まるで神仏の験を試みるかのように
過日は戒めの欲と知りながら貪った
古の聖の拓く道を期せずして辿って
私は立った捨ててこそ見える世界に
私は欲しがることが許されていない
社会での成功の檜舞台に立つ者なら
欠かせぬ傍目に耐えられる清廉さも
最低限の節度さえ業の深さで失った
全く福禍はあざなえる縄だったのだ
予め失われた浮世の毀誉褒貶は遠く
心静かに生きるべき在り方が観えた
虚飾や財宝を競い勝って顕彰されて
欲望に踊る民草の姿がとても悲しい
私と集い語る友はとても少ないのだ
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