肉体−心−魂
肉体には制約
心には野放図
魂には本質の
各世界があり
君は時に独り
時に二人して
各々の舞台で
必要なだけの
夢を見るんだ
2009年03月12日
肉体−心−魂
2008年10月01日
時が続く限り新しい命が生み落とされ
時が続く限り新しい命が生み落とされ
鏡を見れば年老いた自分が力無く笑う
誰もが一度は若い命の輝きに嫉妬する
硬く縮む老人は存在もしなかったよう
心が美しくてももう誰も振り向かない
忘却することがせめてもの救いのよう
若く華やぐ私を誰もが奪い合ったのに
肉体は命を繋ぎ渡すための道具のよう
野の草木でさえ衰えたなら潰えるだけ
ありもしない人生の意味を探している
そんな不安を押し戻し独り寂しく眠る
ああきっと恵まれていた私の人生には
慈しみ与える無償の愛が欠損していた
抜け殻には醜さを歎く価値さえもない
2008年09月14日
満月の光線をクリスタルのペンダントに集め
満月の光線をクリスタルのペンダントに集め
祈る君にそっと近づき優しく肩を抱き寄せる
はじけた笑顔とうるんだ瞳で振り返った君の
願いを一つ叶えるために僕は唇に唇を重ねた
恋物語の主人公たちはスポットライトを浴び
今日も舞台を世界の中心に変えてしまうのだ
そして束の間の高揚が永遠への階段へ続くと
誰もが信じて疑わないあのときを心深く刻む
やがて地上ではあらゆる演劇が幕を下ろして
観客の帰る家も道も野の花も月も星も消えて
生命の来た道の痕跡すらなくなるときが来る
唇が離れ瞳が互いの瞳に愛情を認めるその間
僕の心は少しだけ一人旅してしまったようだ
不機嫌な君に僕は照れ笑いしベッドへ誘った
2008年08月30日
恋の原型を演じ続けて
恋の原型を演じ続けて
夕焼け雲に影絵の木立
駆け寄る影を僕は抱く
影の胸に君は飛び入る
何度でも飽くことなく
戯れに興じる黄昏時が
二人を恋の記号にして
誰もが涙流し祝福する
ああここで今僕たちは
辿りつけたのだろうか
ついに見つけたのかな
いえいえそれは夕陽の
ありふれた特性でして
誰でも何でも構わない
綺麗に罪も汚れも失せ
僕も君も微笑みながら
美しく重なる影になる
2008年08月12日
揺れない心を手に入れた今では
揺れない心を手に入れた今では
めくるめき世界の神秘は暴かれ
炎が消えた心の安らぎがあって
望み叶えてさえ空しいばかりだ
思い出すのはほらあの麗しい瞳
大粒の涙を流し髪先まで震わせ
君は拒みながら胸に飛びこんだ
その胸の痛みが今はとても遠い
未知にときめき智慧に安らいで
人が人に触れて愛が世界になり
私たちは人生を始まりから常に
間違いなく終末に向かって歩む
その一瞬を駈け抜ける灯し火が
ちろちろと生意気に燃えさかる![]()
2008年06月16日
世界が在り私が在り万象は意味で繋がれて在り
2008年05月31日
君にそのご自慢の心を天秤に載せて
僕はただ今君とこの映し世の幸をつむごう
2008年05月19日
愛してやまない言葉が僕を待ち構えている
2008年05月18日
僕らの命は決して僕らだけの所有物ではない
2008年05月17日
2008年05月11日
君は軽い悪戯のつもりだったのだろうか
2008年05月08日
まるで神仏の験を試みるかのように
まるで神仏の験を試みるかのように
過日は戒めの欲と知りながら貪った
古の聖の拓く道を期せずして辿って
私は立った捨ててこそ見える世界に
私は欲しがることが許されていない
社会での成功の檜舞台に立つ者なら
欠かせぬ傍目に耐えられる清廉さも
最低限の節度さえ業の深さで失った
全く福禍はあざなえる縄だったのだ
予め失われた浮世の毀誉褒貶は遠く
心静かに生きるべき在り方が観えた
虚飾や財宝を競い勝って顕彰されて
欲望に踊る民草の姿がとても悲しい
私と集い語る友はとても少ないのだ
2008年05月07日
生命の大地に人間として生まれ
2008年05月05日
いくらお人よしで世間知らずの君でも
2008年05月03日
産声を上げてから
2008年05月02日
肉体の愛欲が満たされたら
2008年04月20日
このよにうまれしぬはかなきものたちははみな
このよにうまれしぬはかなきものたちははみな
そとからたねとようぶんをもらいそとにかえる
かりそめのじゅたいでげんしょのさいぼうから
じこをぞうしょくさせてじぶんへいたりくちる
それがいのちのくるみちでいのちのおわるみち
そしていまきみはにくたいのたんじょうをへて
あらたなたましいのせいめいをやどそうとする
おのれのたいないにおのれじしんをやどすのだ
いつつがいなにをほしょくしたのかしらないが
いまたしかにせいめいのたねはきみにやどった
えいえんのそらにうかぶえいえんのたいようと
えいえんのつきとほしがえがくえいえんのよで
おわりのないものがたりのげんけいをえんじて
ただふるえながらひかりにこがれててをのばし
ゆえしらずたましいのなみだをながしてうたう
つながろうよきみはうつくしくぼくはおおしい
そそりたちつきあげるはしらをあまねくおおい
ふたつのしるしはたがいにむさぼりいつくしみ
ただひとみだけがゆるしをもとめうるんでいる
ふたつのふあんがそんざいのきずをなめあって




