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未踏の地

2010年01月05日

憂いに疲れた額を拭い

憂いに疲れた額を拭い

悲しい涙は流しきって

さあ命輝く君の物語の

続きを聞かせて欲しい

 

この世の仕組みとして

ときに努力も報われず

どうにも避けられない

運命があったとしても

 

そしてその試練がいま

たったいま何もかもを

押し潰そうとしてさえ

 

たとえ命が消えてさえ

この小さな歌う者らが

宇宙を創り続けるんだ

 


タグ:誕生 永遠
posted by 不可思議な少年 at 23:04| Comment(2) | TrackBack(0) | 涅槃寂静 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

瞬く瞳が知らない間に

瞬く瞳が知らない間に 

幾億兆もの明滅の色が 

この美しい地球の表を 
彩り過ぎて行きました 

失われた会話の相手は 
少しだけ早く旅立って 

何かをなぜか学ぶため 
私は私を生きています

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タグ: 永遠
posted by 不可思議な少年 at 22:55| Comment(2) | TrackBack(0) | 諸行無常 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年04月21日

ふたりは若く美しい

キミとボク ふたりは若く 美しい 五月の空が 輝くように






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posted by 不可思議な少年 at 08:06| Comment(2) | TrackBack(0) | 短歌 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年04月17日

大人への階段

さよならの 痛みを時が 拭うなど 信じられない 18の春


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posted by 不可思議な少年 at 05:41| Comment(2) | TrackBack(0) | 短歌 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年04月09日

桜散り

桜散り 枝は迷わず 実を結ぶ







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タグ:
posted by 不可思議な少年 at 05:07| Comment(0) | TrackBack(0) | 俳句 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年04月06日

桜一片の託け(さくらひとひらのことづけ)

認めた 想いが君の 掌へ 桜一片 春の託け 

(したためた おもいがきみの てのひらへ さくらひとひら はるのことづけ)

 




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タグ:
posted by 不可思議な少年 at 17:15| Comment(0) | TrackBack(0) | 短歌 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年03月12日

肉体−心−魂

肉体−心−魂
肉体には制約
心には野放図
魂には本質の
各世界があり

君は時に独り
時に二人して
各々の舞台で
必要なだけの
夢を見るんだ


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posted by 不可思議な少年 at 06:27| Comment(0) | TrackBack(0) | 涅槃寂静 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年10月01日

時が続く限り新しい命が生み落とされ

時が続く限り新しい命が生み落とされ
鏡を見れば年老いた自分が力無く笑う
誰もが一度は若い命の輝きに嫉妬する
硬く縮む老人は存在もしなかったよう

心が美しくてももう誰も振り向かない
忘却することがせめてもの救いのよう
若く華やぐ私を誰もが奪い合ったのに
肉体は命を繋ぎ渡すための道具のよう

野の草木でさえ衰えたなら潰えるだけ
ありもしない人生の意味を探している
そんな不安を押し戻し独り寂しく眠る

ああきっと恵まれていた私の人生には
慈しみ与える無償の愛が欠損していた
抜け殻には醜さを歎く価値さえもない


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タグ:嫉妬
posted by 不可思議な少年 at 10:06| Comment(2) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年09月14日

満月の光線をクリスタルのペンダントに集め

満月の光線をクリスタルのペンダントに集め
祈る君にそっと近づき優しく肩を抱き寄せる
はじけた笑顔とうるんだ瞳で振り返った君の
願いを一つ叶えるために僕は唇に唇を重ねた

恋物語の主人公たちはスポットライトを浴び
今日も舞台を世界の中心に変えてしまうのだ
そして束の間の高揚が永遠への階段へ続くと
誰もが信じて疑わないあのときを心深く刻む

やがて地上ではあらゆる演劇が幕を下ろして
観客の帰る家も道も野の花も月も星も消えて
生命の来た道の痕跡すらなくなるときが来る

唇が離れ瞳が互いの瞳に愛情を認めるその間
僕の心は少しだけ一人旅してしまったようだ
不機嫌な君に僕は照れ笑いしベッドへ誘った


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posted by 不可思議な少年 at 22:13| Comment(3) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年08月30日

恋の原型を演じ続けて

恋の原型を演じ続けて
夕焼け雲に影絵の木立
駆け寄る影を僕は抱く
影の胸に君は飛び入る

何度でも飽くことなく
戯れに興じる黄昏時が
二人を恋の記号にして
誰もが涙流し祝福する

ああここで今僕たちは
辿りつけたのだろうか
ついに見つけたのかな

いえいえそれは夕陽の
ありふれた特性でして
誰でも何でも構わない

綺麗に罪も汚れも失せ
僕も君も微笑みながら
美しく重なる影になる


posted by 不可思議な少年 at 22:03| Comment(0) | TrackBack(0) | 諸法無我 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年08月12日

揺れない心を手に入れた今では

揺れない心を手に入れた今では
めくるめき世界の神秘は暴かれ
炎が消えた心の安らぎがあって
望み叶えてさえ空しいばかりだ

思い出すのはほらあの麗しい瞳
大粒の涙を流し髪先まで震わせ
君は拒みながら胸に飛びこんだ
その胸の痛みが今はとても遠い

未知にときめき智慧に安らいで
人が人に触れて愛が世界になり

私たちは人生を始まりから常に
間違いなく終末に向かって歩む

その一瞬を駈け抜ける灯し火が
ちろちろと生意気に燃えさかる

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posted by 不可思議な少年 at 19:39| Comment(0) | TrackBack(0) | 涅槃寂静 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年06月16日

世界が在り私が在り万象は意味で繋がれて在り

世界が在り私が在り万象は意味で繋がれて在り
今に降り立った意思を恃んでとりあえず生きる
そして確かな位置を探しあぐねてさあ何をする
そんな私が幾十億そんな君も数千年立ち尽くす

友と並び立ち暫し語り合い涙してまた独り行く
恋人と見つめ合い暫し愛を貪って血肉を分ける
欲望に押され私はなされるがまま複製を続けて
そんな今がそんな明日を重ね気付けばいつも今

私はどこで何をしてさえも何時しか己に目覚め
そしていつも決まって必ず何かを繋ぎ残そうと
結末を先延ばししながらやり過ごしてきたのだ

宇宙はいつでも或る意思に統べられて在り続け
だからこそこの掛け捨てられる肉体の船に乗り
我が魂は常に当事者として今の宇宙と共に在る

 
 
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posted by 不可思議な少年 at 21:38| Comment(2) | TrackBack(0) | 一切皆苦 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年05月31日

君にそのご自慢の心を天秤に載せて

君にそのご自慢の心を天秤に載せて
手近な欲望を相方に量って見せれば
きっと恥かしくなって今迄の詩歌は
みんな忘れてくれって頼む事だろう

永遠がどうたらこうたら愛が何たら
乳離れして僅か数十年ぽっちなのに
黙って聞いていれば知らぬが仏とは
全く君のような人のための言葉だね

美味しい食事をどんな風に作るかと
試すのと同じ方法で色恋を愉しめよ
好みと慣れとタイミングはあるけど

愛や情って本当に必要なものだから
だからこそ代わりになる物事だって
それこそいくらでも見つかるんだよ


 
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posted by 不可思議な少年 at 22:55| Comment(0) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

僕はただ今君とこの映し世の幸をつむごう

僕はただ今君とこの映し世の幸をつむごう

限られた儚き命を抱えて輝きの証を探して

それは遠い目をした少年の日の想いのまま

また君の香りを愉しむ僕は胸をときめかせ

気まぐれな若さの時を君は囚われぬ微笑で

何時までもずっと翔け続けてゆくのだろう

大いなる何かを僕ら自身は見ることはない

だからせめてこの命を基に世界を見てゆく

 
 
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posted by 不可思議な少年 at 19:36| Comment(0) | TrackBack(0) | 諸法無我 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年05月19日

生きてこそ

  

生きてこそ 命あっての物語 今はこうでも 何時かどこかで

             
              
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posted by 不可思議な少年 at 06:24| Comment(0) | TrackBack(0) | 短歌 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

愛してやまない言葉が僕を待ち構えている

愛してやまない言葉が僕を待ち構えている
繰り広げる新しいページに君は潜んでいる
機が熟さぬまま見つかってしまったときは
君は道化のように呆けて真意をはぐらかす

永遠の書よ君はあらゆる書の中の書として
自在にそのフォルムを変容しながら超然と
電磁波の粘土を捏ねる者の意思を垣間見せ
あらゆる認識に先立って忽然と独りごちる

新聞の記事で小説の単語で領収書の数字で
不意の物音で辻の素っ頓狂な歓声であって
およそ意味をとりうるもの全てが君なのだ

目くるめく神話の世界を日常にトレースし
ときにライブラリーエンジェルの姿をして
君は何時いかなるときでも僕を待っている

 
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posted by 不可思議な少年 at 05:57| Comment(0) | TrackBack(0) | 諸法無我 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年05月18日

僕らの命は決して僕らだけの所有物ではない

僕らの命は決して僕らだけの所有物ではない
おかしく聞こえるかもしれないが僕らの命は
原初の命から数えて最果ての命までの途中だ
始まりは人ではなく最後もきっと人ではない

ねえ笑っちまうだろうもう想像もつかないよ
ホレタハレタで命が続いて未来が分からない
人間としてナンタラカンタラ云ってはみても
客観的に見れば僕らの役割は遺伝子の運搬だ

僕らは身分不相応に霊長類を気取ってるけど
今を生きろと背筋を伸ばして遠くを見るけど
10万年100万年経っちまったらどうなる

原始人が食い繋いだ歴史がつまらないように
僕たちのチイチイパッパの毎日の存在理由を
遠い世代の子孫たちが偲ぶことはないだろう

 
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posted by 不可思議な少年 at 00:42| Comment(2) | TrackBack(0) | 諸法無我 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年05月17日

日の下に


     日の下に
 
     新しきもの 

     無し つまり

     繋ぐ命が

     永遠の証さ


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posted by 不可思議な少年 at 02:56| Comment(1) | TrackBack(0) | 短歌 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年05月11日

君は軽い悪戯のつもりだったのだろうか

君は軽い悪戯のつもりだったのだろうか
それとも今日この日を見通していたのか
私の事忘れないでねって笑いながら徐に
君は僕の左手の甲を血が出るほど噛んだ

痛いといって僕は驚愕して血のにじんだ
手を妻から引き剥がして暫し呆然とした
何が起こったのだろう彼女は満点の笑顔
僕も痛さを忘れて思わずつられて笑った

あれから一年で君はあっけなく旅立った
まだ二十歳になったばかりだというのに
二人目の子は帝王切開で助かったが君は

それからまた一昔が過ぎようとしている
左手の甲に今でも小さな痕が残っている
今日何も知らない娘が悪戯で手を齧った

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posted by 不可思議な少年 at 05:26| Comment(0) | TrackBack(0) | 一切皆苦 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年05月08日

まるで神仏の験を試みるかのように

まるで神仏の験を試みるかのように
過日は戒めの欲と知りながら貪った
古の聖の拓く道を期せずして辿って
私は立った捨ててこそ見える世界に

私は欲しがることが許されていない
社会での成功の檜舞台に立つ者なら
欠かせぬ傍目に耐えられる清廉さも
最低限の節度さえ業の深さで失った

全く福禍はあざなえる縄だったのだ
予め失われた浮世の毀誉褒貶は遠く
心静かに生きるべき在り方が観えた

虚飾や財宝を競い勝って顕彰されて
欲望に踊る民草の姿がとても悲しい
私と集い語る友はとても少ないのだ




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posted by 不可思議な少年 at 22:39| Comment(0) | TrackBack(0) | 五陰盛苦 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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